クレジットカード現金化は違法ですか?
これまでのクレジットカード現金化の動き
クレジットカード現金化について、インターネット上でも違法だという記事が多くみられます。
クレジットカード現金化は、利用するのも簡単なように、事業も簡単に行えます。
そんな手軽さもあって、雨後のタケノコのように、多くのクレジットカード現金化業者が、事業所を立ち上げました。
その中には、悪質な業者も多数存在していました。
ひと頃、悪質なクレジットカード現金化業者が、詐欺などで社会問題になりました。
多くの被害者が出たこともあり、クレジットカード会社も消費者庁もクレジットカード現金化を規制しようという動きが出ました。
クレジットカード現金化の違法性
クレジットカード会社は、お買い物に利用するショッピング枠を、現金化目的で利用することを規約で規制しています。
クレジットカードで購入したものは、カード代金の支払いが完了するまでは、所有権はクレジットカード会社にあるとしています。
クレジットカード会社は、最初から、現金化するためにクレジットカードで商品を購入することは、違法だと言っています。
しかし、クレジットカード会社の違法だという言い分は、自分たちの規約にのっとっているので、一方通行のきらいがあります。
クレジットカード現金化業者の逮捕
国民生活センターの情報によると、クレジットカード現金化による相談件数は、2011年の747件をピークに減少しています。
2012年は616件、2013年は440件、2014年は369件となっています。
新聞によると、2011年8月に初めてクレジットカード現金化業者が逮捕されました。
それ以降、2012年4月までに、5人のクレジットカード現金化業者を出資法違反や貸金業法違反で検挙したとしています。
利用者は逮捕された?
前述のように、クレジットカード現金化業者が、出資法違反や貸金業法違反で逮捕される事例が報告されています。
では、クレジットカード現金化を利用した人で、逮捕された人はいるのでしょうか。
クレジットカード現金化を利用したことで、逮捕されたという話は、これまで聞いたことがありません。
この点からも、クレジットカード現金化が完全な違法であるとは言い切れないものがあります。
クレジットカード現金化の注意点
クレジットカード現金化は、完全な違法だとは言い切れないにしても、グレーな部分は残ります。
しかし、一方で、実際にクレジットカード現金化を利用して現金を調達している人も、かなりの数存在します。
クレジットカード現金化を利用することで、金銭的な苦境を乗り越え、立ち直られた方も大勢おられます。
クレジットカード現金化を利用する上で、最も注意すべき点は、優良店を選ぶことではないでしょうか。
そのためには、クレジットカード会社を比較する必要があります。
いきなり電話で申し込みせずに、業者のホームページにある申込フォームを利用してのメール送信をおすすめします。
条件や対応の良し悪しなどを比較するために、2、3社に申し込みしてみましょう。
クレジットカードで商品を購入しない限り、まだ契約は成立していないので、安心して申込フォームを送りましょう。
お得なキャンペーンに上手く合えば、すごく有利な条件で現金化してもらえるかもしれません。